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今日は洗濯物など自分の衣類を自分でたたんで片づけることができるようになりたいという利用者さんに洗濯物を実際にたたんで重ねていく練習をしていただきました。
普段ご自宅では娘さんに家事全般をやってもらっているというOさん83歳女性。
変形性膝関節症と軽い認知症状はありますが、上肢は健在です。
掃除や炊事など立位で行う仕事は難しいので、せめて洗濯物をたたむことくらいは確実に手伝えるようになりたいということで取り組んでおられます。
最初は思うように手が動かず、なかなか角と角を合わせて折りたたむことができず苦戦されました。


今日は洗体タオルを中心にたたむ練習を行いました。
感染対策の飛沫防止ボードをテーブルの上に置いてあるので、少し狭いスペースでの作業になって申し訳ないです。m( _ _ )m


ですが、テーブルからはみ出したり、テーブルから浮かせた状態で折りたたむのはちょっと難しいですね。(´;ω;`)
しっかりとテーブルの上でたためるよう、飛沫防止クリアボードを少し真ん中に寄せて再開です!


この本で認知症の方の世界を理解するとともに機能訓練のアプローチも考えられます!
私のイチオシです!
まだたたんでないものとたたみ終わったものとを分別して整理して置いていくのも訓練の一環としてるので整理しながらたたむスペースも確保していく工夫してもらいます。
角と角を合わせて綺麗にたためるようになってきました!


まだたたんでないものを目の前に広げたままタオルを持ち上げて浮かしたままたたんでいます。
ついつい夢中になってたたんでいないものを避けておいてスペースを空けるということを忘れてしまうんでしょうね。
ここはまた今後の課題にしましょう。
でも綺麗にたたんで積み重ねることはできています。

ご自宅でも娘さんから安心して洗濯物たたみを任せてもらえるよう反復練習を行っていきます。
周りの利用者さんもアドバイスしてくれたり、手伝ってくれたりするので和気藹々と訓練できています。