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以前に[本日のデイサービス機能訓練]⑤~屋外歩行訓練~どう声掛けしても、ひたすら摺り足で歩き続けますの記事でご紹介した80歳の男性利用者Tさん。
豪快なすり足がなかなか修正できなかったのですが、粘り強い声掛けが功を奏したのか少しですが豪快な擦り音が小さくなってきました。
たまたまこの日だけとか、日内変動でまたもとの豪快なすり足に戻るかもしれませんが、だいぶ落ち着いた歩行でした。
それにともなって歩行スピードも少しゆっくりになったので安定感が増したように思えます。
この本で認知症の方の世界を理解するとともに機能訓練のアプローチも考えられます!
私のイチオシです!
足を蹴りだす前の踵の挙がりは前から良かったですが、さらにしっかりと蹴れているように見受けられます。
これで蹴りだす時に足首をしっかりと使えてつま先で蹴れるようになればさらにすり足を改善して安定した歩行を行えるようになると思います。


[本日の機能訓練]⑤記事でも少し書いているのですが、屋内を歩くときは屋外歩行時よりもすり足もスピードも気にならないのです。
今回屋外歩行訓練から施設に帰ってきてお席に戻られるまでを観察してみたのですが、やはり屋外よりも安定した歩行になっています。
フロア内もそんなに狭いということはないのでスピードを緩める必要もないので、意識してスピードを調節されているということはないと思うのですが・・・
これくらいのスピードで外も歩ければ安心なんですけどね。
アスファルトとフローリングという差があるからかもしれませんが、すり足も屋外歩行時ほど気になりません。
フローリング上で足を擦っていれば屋外のアスファルトよりも滑りが良いのでキュッキュッと音が鳴るか、足が滑るような動きがありそうなものですが、そんな様子はおろか、つまずく様子もありません。
これからはフロア内フローリング上での歩行もよく観察して屋外歩行も同じくらい安定させられるよう訓練を実施していきます。