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これまでは認知症の加減で絵を認識できなかったり、最後まで塗り切れなかったりとうまく塗り絵を行えない方を多くご紹介してきました。
今日は、少し認知の低下は観られるものの、書字や塗り絵は丁寧に行われる利用者さんの塗り絵の様子をご紹介します。
Nさん(89歳女性)は60歳頃からリウマチを患い手指の変形もありますが、鉛筆での書字や塗る作業、お箸での食事は自身で行われます。
歩行時などに膝の痛みを訴えられることはありますが、歩行車を用いてゆっくりではありますが、安定して歩行動作も行えています。
ハイヒールに盛られたバラの花を丁寧に塗られています。
しっかりと線からはみ出さないよう絵の線に沿って塗っています。
今日は非常にペースも良くて1日で全て塗り上げられました。
普段はテレビに夢中になって数十分~1時間くらい手が止まっているなんてこともあります🥲
食べることがお好きなので、情報番組などで食べ物の特集みたいなの映るとジーッと真剣に観ておられます。Σ( ̄□ ̄|||)笑

綺麗に完成しました!
「ちょうちょをもうちょっと違う色のしたらよかった」と悔やんでおられましたが、上々の出来栄えです。☆*: .。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
出来上がった作品はご自宅に持って帰ってコレクションしていたり、中には気に入ったものを額に入れて玄関に飾っている方もいらっしゃいます。( ゚Д゚)笑
いつまでもこのような手指の動作能力や絵などの識別能力を保っていけるよう塗り絵に限らずいろんなレクリエーションや脳トレを提供していきたいと思います。