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今日はトレーニング器具を使っての上肢・下肢のトレーニングの様子です。
トレーニング器具と言ってもトレーニングジムにあるような本格的なものではなく、座って手足でゴムを引っ張ったりして少し負荷をかけて運動するものです。
最近中々使う機会がなかったのですが、最近歩行車を使うことを勧められて筋力の低下を気にしているSさん(女性90歳)に実施してもらいました。
取っ手付きのゴムが上部・腰の辺り・下肢の3か所の左右それぞれ設置されているタイプの器具です。
まずは上部のゴムを把持してもらい、ガッツポーズするように引っ張ったり拳を突き上げるように戻したりしています。
Sさんは慢性的に肩コリ感も強いようで時々頭痛の訴えもあります。
上腕の筋力も維持して肩コリ感の緩和も図れればと思います。
左右同時から左右交互に行っています。
次は腰部付近のゴムを把持してもらい、前方にパンチを繰り出すように左右交互に出します。
普段の集団での体操の時でもパンチの動作は行ったりしていますが、そのパンチ動作に負荷をかけて実施するイメージですね。
しっかりとパンチを繰り出して腕を前方に伸ばすことで上腕三頭筋のトレーニングになります。
俗に言う「振袖」ができやすい部位を鍛える効果がありますよ。
機能訓練指導員も本が一冊あると心強いです!
一番下部のゴムの取っ手をを足先に引っかけて下肢の運動です。
今日は座っている状態で約90°に曲がっている膝をピンと張る運動を行っています。
大腿四頭筋部のトレーニングです。
膝を伸ばした時につま先も挙げるように足首を動かす(背屈させる)と前脛部(すね)の筋力トレーニングも兼ねることができます。
最後は上肢・下肢同時に運動です。
同時に動かすと体幹のバランス保持力の強化にもなりますし、歩行時の手足の動きの練習にもなります。
最初は手足とも同じ方を挙げて運動、次は歩く動きのように手足は左右逆を挙げて行進するような動作で行っています。
歩行時に腕を振らずに歩く方も多いですが、バランスを安定させるためにも肩回りの筋を動かすという意味でも腕を振る動作は重要です。
歩行車を使っている場合は無理ですが、杖で歩行の際は杖を持っていない方の腕を出来るだけ振って歩くということも意識してもらいたいですね。
この本で認知症の方の世界を理解するとともに機能訓練のアプローチも考えられます!
私のイチオシです!
同じような動作訓練や体操でも、このようにいつもと違った器具やタオル、チューブを使ったりして行うことでまた新鮮な感じで行えます。
ローテーションでいろいろ回してマンネリ化防止することも必要ですね。