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最近集中力が続かずに塗り絵を最後まで仕上げられずに放置してしまうKさん(80歳女性)の塗り絵の様子です。
前回は簡単なミカンの絵で色付けされた見本を横に塗り絵に挑戦していただきました。
絵が何かはっきりと認識できていない様子で色使いは見本通りとはいきませんでしたが、全て塗り切ることはできていました。
今回は柿の絵で前回と同じように色付けされた見本を見ながら塗っていきます。
まずは何の絵かを尋ねてみました。
やはり笑うだけで全く答えられる気配はありません。( ノД`)
「柿ですよ~、食べたことあるでしょう?」と言ってもイマイチ理解できていないようでした。
ただ、今よく見ると形はトマトかな?って思ってしまいました。😓
まあ、見本の色は柿色ですしこれから柿の季節なので柿ということで進めます。
出だしは順調で緑の色鉛筆を手に取ってヘタの部分から塗り始めました。
前回のミカンの時もヘタから塗り始めていたような気がします。
ヘタの部分はしっかりと緑色で色付けできました。
ところが、ヘタの部分を塗り終えたところで手が止まりかけます。🥲
同じところをダラダラと緑で塗っている感じです。
進みそうになくなってきたので、実の部分も塗るよう声掛けしました。
見本の実の部分を指して「これは何色?」と聞いてみましたが、それに対しても笑うだけで答えられません。😟
しばらく色に悩んで赤色で塗り始めました(⊙o⊙)
見本をみても色が認識できないのか絵をトマトだと認識して赤色で塗り始めたのかは分かりません。
おそらく前者だと思いますが、とりあえず塗り切ってもらうのが大事だと思い静観することにしました。
ボチボチ実の部分も塗りだして軌道に乗ってきたと思い、他利用者さんの個別機能訓練のためその場を離れました。

ちょっと目を離したスキに塗り絵の用紙を細かく折ってポケットにしまわれていました。😱
開いてみるとほとんど塗れいていません。😵
赤で塗っていた部分も上からまた緑で塗りつぶしたようで渋柿のような色遣いになってしまいました。(´;ω;`)ウゥゥ
「もう少し見本を見て柿1個だけでも塗ってみて」と声かけしましたが、笑うだけでまたすぐに細かく折ってポケットにしまおうとするので今日はここまでで終了にしました。
前回は最後まで塗れていたので塗り切ることは出来るかなと思っていたのですが、日によって出来る日と出来ない日が出てきますね。
また簡単な絵で見本を見ながら塗ってみるというのを続けて様子を観ていこうと思います。