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私が今勤務しているデイサービス施設に機能訓練士として勤務を始めた時、数か月前から勤務している先輩機能訓練士Yくんがいました。
年齢は10個くらい下の30歳くらいでしたが入社したのは私の方が後なので社内ではYくんの方が先輩という形でした。
このYくんも柔道整復師なのですが、それまで整骨院で勤めていた時に出会った柔道整復師の中にはいなかったニュータイプの人種でした。
こんなナルシストというか、うぬぼれている奴は社会人になって初めて出会いました笑
ガッツリ介護業界のおかしな話というわけではなく介護業界の中の一人の変な男についてのお話(愚痴)になるかもしれませんが、よろしくお願い致しますm( _ _ )m

入社してしばらくはこのY君に仕事を教えてもらうという日々が続きました。
もっとも最初はY君も私が年上ということもあったせいか、まあ普通に接してきていました。
段々と発言に違和感を覚え始めたのは2週間くらい経ったくらいからでしょうか。
この施設では個別機能訓練とは別に利用者さん全員にマッサージをサービスとして行っています。
そのマッサージに関して「何人かから痛いなどの苦情が来てるけどどういうことなんですか?」ということから彼の変人ぶりが出現してきました。
これまで整骨院で主に治療の一環としての手技としてマッサージ的な徒手療法を行っていましたので、慰安的なマッサージを業務として行うのは初めてでした。
それを別に言い訳にするつもりもなく、そういう方がいるなら次から手技の圧の強さなど気を付ければ良いだけの話だと思います。
ところが・・・
彼はそれまでの私の常識を覆す行動を起こします。笑
私がマッサージをした後、わざわざその利用者さんのところに行って自分から「もう一回します」と言ってマッサージをし始めたのです。(゚д゚)!
確かに最初はちょっと圧が強くて少し痛いなどはあったのでしょう。
でも最初から受け側の好みの圧で出来ていないこともあるのです。
「圧の強さは大丈夫ですか?」など声掛けしながら行っているので、その時に言ってもらえれば調節は可能です。(中には中々言いにくいという方もいらっしゃいますが)
整骨院でも違うスタッフに「あの先生は痛い」とか「あの先生はあんまり効かない」という人も多くいました。
でも、私がそんな話を振られた時は「その時にその先生に言ってくれたら対応してくれるから言ってみて」などフォロー的な話をしてました。
ていうか、これは私だけじゃなく、ごくごく一般的だと思います。
その一方で、そのスタッフに「こんな風におっしゃってたから気を付けて」と一言言っておけば大体それ以降問題になることもありませんでした。
しかしYくんは私のマッサージだけでは足りないでしょう的な感じで私の目の前で再度マッサージを始めました。
その利用者さんはどっちでも良いという感じでしたが・・・
カルチャーショックでしたね笑
その後はマッサージの練習をひたすらさせられました。(´;ω;`)ウゥゥ
Yくんの手法、やり方を強制してきました。
「僕はこうやってるんで同じようにしてください。」とひたすらYくんのやり方を練習させられました。
「郷に入っては郷に従え」という言葉があるので、その言葉通りやらないといけないと思いYくんの言う通りの手技を練習して実践していました。
すると今度は「なぜ何も質問してこないんですか?やる気あるんですか?」と攻め口を変えてきました。笑
こっちもド素人じゃない、あなたより経験値もはるかに上。
職場では後輩という立場上あなたに従っているだけ。
ちなみにその頃にはもう私のマッサージに関して不満を漏らしてる人なんていませんでした。
ずっと同じ人にやってもらいたいからYくんがいいという理由の人は2,3人いたようですが、それもYくんが煽っている節もありました。😒
もう面倒くさいな、辞めようかなとも思いましたがこの程度のイビリで短期間で辞めるのは癪やなと思い踏みとどまりました。

私の勤務先は私が入社した時は整骨院も営業していました。
私はデイサービス専属の機能訓練士ですが、Yくんともう一人いたTさんは整骨院メインでデイサービスの業務もチョコチョコ行うという形態でした。
私を含めたこの3人の中ではTさんが一番古株ですが、諸事情でしばらく休職しておられました。
私がYくんの根拠のない自信から来るイビリに耐え忍び続けていたある日Tさんが突然復職してきたのです。
私にとってこのTさんが救世主という感じでした。
TさんはたしかYくんよりも1つ年下だったと思いますが、「さん付け」で呼ばせて頂きます。
Tさんは多分半年くらい休んでいて、しかも突然出勤しなくなって全く音沙汰もなくなっていたということでYくんも他の介護スタッフも疎んじていました。
突然復職してきてYくんも相当嫌だったようです。もう自分が整骨院でもデイサービスの機能訓練士としても上の立場だと思っていたところへ目の上のたんこぶ的な人が帰ってきて目障りだったのでしょう。
Tさんが戻ってくると急に私にいろいろTさんが休職した経緯(原因までは分かりませんが)などを悪口を吹き込むように言うようになってきました。
TさんもYくんに対抗するかのように私にYくんのダメ出しをしてきました笑
Yくんも私の前では粋がっていましたが、整骨院ではあまり仕事をさせてもらえていなかったようです。
施術は院長の方が上手やから院長にしてもらいたいという患者さんが多かったようでYくんはヒマだったみたいです。笑
その腹いせに私に嫌がらせじみたことばかりしてきたのでしょうか?(・□・;)笑
自分が1番だと思っていたYくんは一時的にデイサービスではおとなしくなり、私へのものの言い方も少し柔らかくなりました。
Tさんとマッサージの練習などもしましたが、別段Yくんが言うほどできてないわけじゃないし、自分のやり方でやれば良いですよということで仕事の問題も少し解決してやり易くなりました。
私とTさんがそれなりに話が合っているというのを感じ取っていたのか、Yくんが時々自分を誇示してくることはありました。
「あの利用者さんは最近どうですか?」
と一人の利用者さんの具合を聞いてきました。
入社して1か月ほど経った頃には現場業務は私が極力一人で行うようにしていました。
(理由は余計な口出しをされたくなかったのと関わるのが面倒くさかったからです😓)
Yくんが尋ねてきた利用者さんは最初はYくんにマッサージをしてもらいたいと言っていた一人でしたがその頃には私がマッサージをしても何も問題はなくなっていました。
なので、その通り伝えると「あの人は右の膝が特に悪いから右膝の方を長めにマッサージしてあげると良いんですよ」などと言いながら私の足を使ってマッサージの見本を見せると言い出しました。
正直面倒くさかったですがYくんの言うとおりに見本を見せていただきました。
何度も言うようですが「オレはド素人か?」🤣
しかもそこでさらに驚きの言葉が・・・
「この人は僕がずっとマッサージしていていつも僕を褒めてくれて大絶賛なんですよ。すみません。」
自分で言うか?笑
そんな奴は初めてでした。😵
ちなみにその利用者さんは認知症が進んでいて思い込みが激しい方でした。
私がメインでマッサージや個別機能訓練を行うようになってしばらくするとY先生の名前をその利用者さんから一度も聞くことはありませんでした。
私にハッパをかけようとして「自分が利用者さんから大絶賛されてる」と言ったんなら「良い先輩だ」ってなるでしょうけど・・・
まあ、違うでしょうね笑