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今日は脳梗塞後遺症右片麻痺利用者さんFさん(80歳女性)の歩行訓練の様子です。
5年ほど前に脳梗塞を発症され、右片麻痺後遺症があります。
1ヵ月ほど前に下肢にヘルペスを発症され入院されました。
その入院前から下肢のヘルペスによる痛みのために歩行が辛く、デイサービスに来所されるとき以外はほとんど歩かない生活が続いていたので下肢筋力が著しく低下されました。
入院中にリハビリもされていたようですが、以前に増して歩行能力が低下して車椅子での移動がメインになってしまいました。
なんとか自宅では伝い歩きででも歩行移動できるようになってトイレなど自身で用を済ませられることを目標に退院後、平行棒での歩行訓練をプログラムに取り入れました。
この本で認知症の方の世界を理解するとともに機能訓練のアプローチも考えられます!
私のイチオシです!
ご主人と2人暮らしされていますが今はご自宅ではトイレに行くこともままならず、オムツ生活を送られているようです。
ご主人の負担軽減のためにも排泄は自身で行えるようになってもらいたいです。
ポータブルトイレの導入も考えた方が良いですね。
この辺りは当事者とケアマネとにお任せしないといけませんが・・・
椅子からの立ち上がりはゆっくりではありますが比較的安定して行えていました。
ケアマネからの申し送りだと立ち上がりも中々難しいとのことでしたが、入院前とそんなに変わりがなくて良かったです。
平行棒での歩行もスムーズとは言い難いですが、ふらつきやつまづき等はなくまずまず安定しています。
ゆっくりのペースではありますが、手で把持出来るものがあれば歩行は十分可能だと思われます。
ご自宅でも手すりなどを導入すれば自宅内を歩いて移動できるようになるでしょう。
後はご本人の意欲が問題なのですが、中々意欲が湧かないようです。
![[デイサービス機能訓練]
握片麻痺利用者さん
平行棒歩行訓練](https://xs245838.xsrv.jp/taka-blog/wp-content/uploads/2023/01/f4.jpg)
![[デイサービス機能訓練] 握片麻痺利用者さん 平行棒歩行訓練](https://xs245838.xsrv.jp/taka-blog/wp-content/uploads/2023/01/f3.jpg)
機能訓練指導員も本が一冊あると心強いです!
「痛い」
「面倒くさい」
が口癖になっています。😓
今のところ平行棒での歩行訓練は拒否なく行えていますが、拘縮気味の肩関節など上肢の他動運動などは痛みを伴うので嫌がられます。(´;ω;`)
そこまで拘縮も強くないので、今の可動域を維持・向上させていきたいので患側上・下肢のストレッチや他動運動も並行して継続していきたいですね。
痛みの出ない範囲での運動やストレッチをもうしばらく続けてみて気長に様子を観ていきます。
またその様子もご紹介していければと思います。