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今日は左大腿骨頭置換術を受けられたMさん(80歳女性)の階段昇降訓練の様子です。
[本日のデイサービス機能訓練 64]左大腿骨人口骨頭置換利用者さん階段昇降訓練の記事でもご紹介しましたが、どうしても階段を昇る際に上の段につま先がコツンと当たってしまいます。
ご本人は軽く考えておられるようですが、転倒や転落の原因に十分なり得ます。
最近はだいぶ減ってきていますが、12段の階段を2往復する訓練の間に必ず1回はつま先を当ててしまいます。😓
1回も当てずに昇降し切るということを目標に昇降訓練を続けています。
さあ、今日はどうでしょうか?
個別機能訓練教本も一冊あれば便利です♪
滑り出しは順調でしっかりと足を挙げてつま先が段に引っかからないよう注意して昇っておられました。
ダメな時は1段目でゴツンなんて時もありました。😫笑
足元と前方をしっかりと目視しながら昇るよう声掛けしながら順調に昇っていけていたのですが・・・
今日は最後の1段で「コツン」とやってしまわれました。
2人で思わず「あ~っ!」と声を挙げてしまいました。😵
最後の最後で!?
まあ一番ガッカリしたのはご本人かもしれませんが、詰めが甘くなってしまいました。
ちょっと私も「最後集中して」などと念を押しすぎてプレッシャーを与えてしまっていたかもしれませんが・・・X_X
気を取り直して降り時は踵を上の段に擦ったりすることもなく安全に降りることができました。
この本で認知症の方の世界を理解するとともに機能訓練のアプローチも考えられます!
私のイチオシです!
1往復目は惜しくも最後の段でつま先を引っかけてしまいましたが、2往復目は無事につま先を当てることなく昇り切ることができました。
「あ~、悔しいな」と訓練を終えてお席へ戻る間悔しがっておられましたが、これもご自宅の階段を安全に昇降できるようにするためです。
Mさんのご自宅は玄関も居室も2階なので、階段を昇り降りできないと外出ができなくなります。
週末に娘さんのご自宅に泊まりに行くのを楽しみにしておられるので、万が一階段昇降がご自身で出来なくなるとそういう楽しみも出来なくなる可能性があります。
なんとか今の階段昇降能力を維持・向上させるために段上でのつまづきをなくせるよう訓練を継続していきます。