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今日は左大腿骨頭置換術を受けられたMさん(80歳女性)の階段昇降訓練の様子です。
ご自宅玄関が2Fなので外出時は階段昇降が必須です。
階段を昇る際にどうしても足が挙がらなかったりつま先を挙げきれなかったりで上の段につま先を当ててしまう現象が観られます。
不思議とデイサービス送迎時にご自宅の階段ではほとんど観られないのですが、機能訓練時は12段の階段を2回往復する間に1回つまずくような動作が観られます。
ご本人は「これくらい大丈夫や」と軽く考えておられますが、十分転倒の原因になり得ます。
前回初めて1度も上の段につま先をあててつまずきかけることなく昇り切ることができました。
このパーフェクトを続けていきましょうと意気込んで今日の階段昇降訓練にチャレンジされたのですが結果は・・・
惜しくもまた1回当ててしまいました😱
この本で認知症の方の世界を理解するとともに機能訓練のアプローチも考えられます!
私のイチオシです!
1往復目は難なく完璧に昇り切りました。
足元もしっかりと視認しながら1段1段慎重に昇れていたので大丈夫かなと思っていたのですが・・・
2往復目の4段目で
「ゴツン」と当たってしまいました😭
「あーーーーーーーーー」と悲鳴にもならないMさんの声が響き渡りました😱笑
「もう1回最初からやり直すわ」と大変悔しそうでしたが、今日の結果は今日の結果です笑
視力も落ちておられるので段をしっかりと確認しきれないということもありますが、やはりつま先が挙がりきっていないようです。
つま先が当たったからと言ってバランスを大きく崩すとか転倒しそうになるとか言うほどではないのですが、やはり危険には違いありません。
足関節(足首)の背屈(つま先を挙げる)練習もしているのですが、右は脳梗塞の後遺症でやや背屈制限があるので注意が必要です。
まだまだ地道な訓練が必要です。
でも次のチャレンジでリベンジを果たされました😮
個別機能訓練教本も一冊あれば便利です♪
下から撮影してお尻から足にかけての部分が映っているのが多いからか動画が年齢制限に引っかかってしまいyoutubeサイトの中でしか閲覧できないようです。申し訳ありません。m( _ _ )m
今回は終始安定した足の挙上・運びで無事に1度もつま先を上の段に引っかけることなく12段の階段を2往復できました!
階段も歩行同様急ぐ必要はないので焦らず注意して昇降できるよう繰り返し練習していくことが大事ですね。
・階段と足元の目視
・昇時は大腿部とつま先の挙上
この2点をしっかりと意識して階段昇降に取り組めるよう訓練を継続していきます。