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Yくんは基本的には整骨院の施術スタッフでもあったので、私が出勤している時は午前中だけデイサービスで仕事していました。
利用者さんの送迎作業と機能訓練計画書作成等の事務作業が主でした。
スタッフが足りていない時は入浴介助を手伝っていましたが補助程度です。
でもそれだけで彼は手一杯だったらしく、私の仕事量が少ないからもっと増やして自分の負担を減らしてくれと管理者に言っていたそうです😓
私はデイサービス専属なので機能訓練の仕事以外にも介護業務もほとんど行っていました。
利用者さんの送迎はもちろん、入浴介助の間はスタッフが入浴に取られてフロアが手薄になるということでフロアから目を離せませんでした。
入浴が落ち着いてきたところでマッサージや機能訓練を行い、その合間にもトイレ誘導や個別レクリエーションの準備など午前中はあっという間に時間が過ぎていました。
私がこのようにまあまあ過密な業務スケジュールで日々仕事をしていることを管理者は理解してくれていたのでYくんの話は聞き流していたとYくんが退職してから聞きました。
Yくんは機能訓練の仕事だけをやっていれば良いという考えだったようで私の仕事量が少ないと思っていたようですが、機能訓練の業務だけを切り取ってみても大して仕事量は変わらなかったと思います。
ただの嫌がらせかヒガミだったのでしょうか。😫

ちなみにYくんは管理者にも気に入らないことがあるとよく噛みついていたようです。
こんなエピソードも聞きました。
ある介護スタッフがシャチハタ印鑑をうっかり落としたか何かで隣に座っていたYくんの白衣に当たりインクが付いてしまったらしいのです。
そのスタッフはすぐに「すいません、クリーニング代払います」と言ったそうなんですが、その時Yくんは怒って「当然でしょ」と答えたそうです。😱
ある意味めっちゃ怖いですね{{{(>_<)}}}笑
ちょっと話は逸れましたが、とにかくYくんは自分はものすごく仕事ができていると思っていたようです。🤣🤣
![[介護業界]
自惚れナルシストY君](https://xs245838.xsrv.jp/taka-blog/wp-content/uploads/2022/10/kokohen8m-800x632.png)
彼が言うには転職を繰り返してたくさんの職種を経験してきているらしいのですが・・・
逆に言えばどれも長続きしていないということにもなるんですけどね笑
私がちょっと記録の記入漏れがあっただけでも必要以上にネチネチと厭味ったらしく追及してきてました。😵
自分もしょっちゅう抜けているのに人のミスにはとことん突っ込んでくる勇猛果敢な人でした笑
個別機能訓練計画書の作成に関しても彼が退職した後よくよく見てみると分かったことですが、とても訓練目標などが厚労省の作成マニュアルに沿ったものではありませんでした。
当時個別機能訓練の区分がⅠとⅡと2種類ありこの施設ではⅡのみをとっていました。
個別機能訓練Ⅱに関してはただ単に運動して筋力を強化するというだけではなく、今できていない・できなくなっている生活動作を再獲得するためにという具体的な目標を立案してその目標に基づいた訓練を実施するというものです。
ですが、「デイでの訓練に慣れてもらう」とか「下肢の筋力を強化する」など抽象的な目標ばかりでした。
たしかにケアマネのプランの文言に基づいて作成しなければならないということもあるのですが、あまりにも抽象的な目標過ぎて唖然としました。😣
ケアマネのプランと具体的な生活動作という言葉とにギャップがあることが問題なんですが、それに関してはまた別の機会に😏
この本で認知症の方の世界を理解するとともに機能訓練のアプローチも考えられます!
私のイチオシです!
私が入社して2年と少し経ったときにYくんは退職されました。
退職する時も機能訓練計画書の作成方法や書類のことなど自分で私に引き継がせろと管理者を困らせていたようです。
最初は管理者も「オレが教えるからもうほっといたらいいよ」と言ってくれていたのですが、Yくんは執念深くて生活相談員のスタッフにも「自分が教えるって言ってるのに管理者が動いてくれない」などと愚痴りだしたので私から教えてもらいに行きました。
Yくんはそれで気を良くしたようですし、管理者も「ありがとう、助かった」と言われたのでひとまずそこは丸く収まりました。
Yくんは自称パソコンが得意なようでした。
私はそんなにパソコンが得意ではなく、「これ分かりますか?分からない?そりゃそうですよね」と上から目線でいちいち言われたのは癪に障りましたが😠笑
Yくんの積もる話はたくさんあり過ぎてキリがないのでこの辺にしときましょう。笑
行く行くは自分で仕事をすると言っていましたが・・・
今もデイサービス的なところで働いているみたいです。
私のような被害者が出ていないことを祈ります<(_ _)>