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今日は脳梗塞後遺症右片麻痺利用者様の歩行訓練の様子です。
普段杖で歩行されるので、杖を用いて室内で歩行訓練を行っていたのですが、2か月ほど前に体調を崩して入院されて以来、歩行能力がさらに低下しました。
なので、退院後は平行棒での歩行訓練を中心に行っています。
麻痺側はもちろん、健側の握力、手指巧緻性の維持向上にもうってつけ!
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入院前に比べて右上肢の拘縮も強くなっており、平行棒での歩行時も右手がついて来ず置いてきぼりになってなかなか前に進まないという状況です。
右手をうまく前に出せない時は補助して歩行を進めます。


調子の良い時は右手も比較的スムーズに動く時もありますが、健側の左ばかりが前に出てしまう傾向が強いです。
右足の出も日内変動があり、良くない時はつま先が挙がらず、つんのめってしまうようなすり足になる時があります。


杖での歩行時も最初の一歩が出にくく、数歩進むと段々スムーズになってくるというリズムの歩容の時が多いです。
平行棒で10mほど歩くのに3分ほどかかっていますが、患側の手がもう少しスムーズにいどうさせられればかなり時間も短縮できると思います。
方向転換時も、患側である右手の移動がうまくいかず苦戦されることが多いですが、少し手を添えて補助してあげるとまだまだ上手行えることが多いので、自身で安全に歩行、方向転換が行えるようになることを目標に取り組んでいます。
デイサービス機能訓練の様子は、こちらの記事でもご紹介していますので合わせてご参考ください。
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・[本日のデイサービス機能訓練]①~平行棒での歩行訓練・段差昇降訓練~玄関上がり框を安全に昇降する
・[本日のデイサービス機能訓練]②~普段は伝い歩き・歩行器での歩行の利用者さんの平行棒での歩行訓練~
この本で認知症の方の世界を理解するとともに機能訓練のアプローチも考えられます!
私のイチオシです!
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