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今日は機能訓練も兼ねて行っている塗り絵でもご紹介したKさん(80歳女性)の靴の脱着訓練の様子です。
認知症の進行もあり、会話も成り立ちにくくなったりADLも声掛けしないとできなくなってきていることが増えてきています。
靴の履き替え時も毎回ではないのですが、靴を脱がずに靴を履いている上からさらに靴を履こうとする行為が観られます。
Kさんの機能訓練に関してはこちらの記事でもご紹介しています。
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上の動画では少しの声掛けだけで履き替え自体はスムーズに行えています。
ただ踵をきちんと入れずに踏んだままで立ち上がろうとされたので、指を使って踵を入れて履ききるまで見守りました。
最近はお一人で出かける機会はあまりないようですが、おそらく自分一人で出かける時など踵を踏んだままの状態で歩いていたのではないかと思います。
以前はご主人と一緒に散歩に出かけていたそうですが、転倒が続いて以来止めてしまわれたようで、以来歩行も不安定になりがちです。
この本で認知症の方の世界を理解するとともに機能訓練のアプローチも考えられます！
私のイチオシです！
しばらくは靴の履き替えも踵を入れ忘れる以外はスムーズに行えていたのですが、今日は久しぶりに靴を履いている上からまた靴を履こうとする行為が観られました。
この動画は屋外に歩行訓練に出かける前に内履きから外履きに履き替える様子です。
左はきちんと脱いで履き替えられましたが、右は脱ごうとはしている様子でしたが結局脱がずに(脱ぎきれずに？）内履きを履いたまま外靴に足を入れようとされました。
ギリギリまで何も言わずに見守りましたが、このままだと足は絶対に入らないのに強引に入れようとし続けそうだったので
「今履いてる靴脱がんと履かれへんよ」と声掛けしました。
声掛けすると理解できるようでスムーズに履き替えを行えます。
デイサービス来所時、帰宅時もちょくちょく靴の履き替えが分からなくなって声掛けが必要な時があるようです。
大体は1回だけの声掛けだけで履き替えできるようですが、たまにずっと笑ってるだけで中々進まないという時もあるようです。
機能訓練指導員も本が一冊あると心強いです！
歩行訓練を終えて帰って来た時の靴の脱着の様子です。
今回はほとんど声掛けなしでご自身で靴の履き替えを行えました。
今のところ、どんな状況の時にできなくなるのかなど明確な条件みたいなものは分かりませんが、もう少し観察を続けていきます。
おそらくその時のご本人の調子だと思いますが、少しでも長くご自宅での生活を続けるためにADL能力維持向上を目指して靴脱着・歩行・脳トレ訓練を行っていきます。
デイサービス機能訓練に関してはこちらの記事でも詳しくご紹介していますので、合わせてご参考ください。
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