[本日のデイサービス機能訓練 66]自分のものは自分で整理したい！洗濯物たたみ訓練

今日は洗濯物を畳む訓練の様子です。

お2人の利用者さんに畳んでいただきました。

お２人ともお若い頃は会社勤めしながら家事もこなしておられたそうです。

現代のように家事は夫婦で分担という時代ではなく、家のことは全般奥さんが行うのが当たり前というような時代だったそうですが、その家事もこなしながら会社勤めをされていたというのはすごいですね。😮

そんなお２人なので洗濯物を畳むのは朝飯前という感じではありますが、視力や手指巧緻性の低下・認知症の進行もあり、所々指示しながらのたたみ作業となっています。

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動画左上で畳んでおられるMOさんは視力の低下を訴えられることが多く、レクリエーションでカルタやカードゲームなどの際にも

「私は目が悪くて見えへんからやりません」と見えないアピールが多い方です。

でも今回の洗体タオルたたみは進んで丁寧にたたみ続けられました。

ちょっとシワになっている部分もしっかりとチェックして綺麗に伸ばして畳まれていました。🥲

実際どの程度の視力なのか未知数です。😓

動画右下で畳んでおられるMAさんは息子さんご夫婦と同居されているので、お嫁さんが洗濯もしてくれているそうですが、ご自分のものはご自分で整理できる生活を続けたいということでデイでも洗濯物を畳む練習に取り組まれています。

Tシャツや短パンもゆっくりではありますが綺麗に畳まれています。

入浴時に使用されるフェイスタオルや洗体タオル、お食事時に使用されるおしぼりを主に畳んで頂いています。

タオル類は4つ折り程度で済むので比較的スムーズに皆さん畳まれます。

入浴介助スタッフのTシャツなどを畳んでもらっても大体みなさん綺麗に畳まれます。

でもこれをいざご自宅でやるとなるときっちりとできない方も意外と多いようです。

畳まず放置だったり整理できなかったりというお話もよくご家族からお聞きすることがあります。

デイサービスではきっちりと出来ているのでご自宅でもできるはずなのですが、ご自宅では誰も見ていないし気を遣うこともないという気持ちになるのかほったらかしになりがちのようです。

デイサービスで訓練をしたことをご自宅で出来るようにすることも機能訓練ですよね。

まずは「お家でも同じようにしっかり畳んで綺麗に整理していきましょう」など声掛けしていこうと思います。

デイサービス機能訓練に関してはこちらの記事でも詳しくご紹介していますので、合わせてご参考ください。

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