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今日はMさん(88歳女性)の脳トレプリントに取り組んでいる様子です。
いつもは数独をメインに取り組んでもらっていますが、今日は同じものばかりではなく掛け算の問題です。
1ケタ×2ケタのやや難しい問題ですが、一生懸命取り組まれています。
この本で認知症の方の世界を理解するとともに機能訓練のアプローチも考えられます!
私のイチオシです!
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数字には強いそうで普通の計算問題はわりとサクサク解かれます。
なので今日は虫食いの計算穴埋め問題にしてみました。
11×~などの問題は分かりやすいようですぐに答えを書いていきます。
数独や漢字の問題なんかでもいつも口癖のように「難しいわ~」を連呼されますが、今日も少しつまづくと
「難しいわ~」と頭を捻っておられました。🤭
そう言いながらもある程度は解いていくのでさすがです。
認知症で短期記憶の低下は観られますが、ここ最近は著しく進行しているような行動・言動は観られません。
以前は柿を食べたことを忘れて何個も食べ続けてお腹を壊したり、補聴器を直した場所を忘れて大騒ぎしたりすることもありましたが、今は落ち着いています。
服薬の効果もあるのでしょうが、デイサービスに来所される時はあまり手が空くことが無いよう、今日のように脳トレプリントにチャレンジしてもらったり広告チラシで卓上ゴミ箱を折ってもらったりしている効果もあると思います。
自宅では一日ボーっとしていることが多いとのことなのでデイサービスでは少ししんどいかもしれませんが手作業を多めにやってもらっています。
この調子で心身機能を維持して過ごしてもらいたいですね。