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今日は変形性膝関節症のHさん(80歳女性)の階段昇降の様子です。
認知症も少し進んでいて歩行などには自信を持っておられますが、関節の変形が著しく痛みの訴えも多いです。
杖を突いての歩行ですが、立ち上がり時や初動時に不安定感がありフラフラと態勢が揺らぐ時があるので注意が必要です。
ご自宅もアパートの2Fでエレベーターがないので、階段昇降は外出時に欠かせません。
なので、膝関節痛の具合をお聞きしながら歩行訓練、膝周り徒手療法、筋力トレーニングを中心に機能訓練を実施しています。
今日はお送りの際に、ご自宅マンションの階段昇降の状況を観ることにしました。
デイサービスに来所し始めた頃は、歩行に関して何も人の言うことに聞く耳を持たないという感じで自分の歩き方を押し通すという感じでした😓
階段昇降時も2足1段歩行を提案しても「まだまだこれで行ける!」と1足1段歩行を貫いておられました。
約半年間口を酸っぱくして声掛けし続けた結果、最近ようやく2足1段歩行が定着してきました!😊
ご自宅マンションの階段は手すりが付いていないので、特に注意して昇降してもらいたいと思います。
せっかちな性格でもあるので、ついつい面倒になって先へ進もうとする傾向があるので椅子からの立ち上がりも歩くスピードも安定させられるよう声掛けを継続していこうと思います。
階段も面倒臭がらず、落ち着いて昇降し続けてもらいたいですね。