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今日は
[本日のレクリエーション⑪]集中力が切れて塗り絵を最後まで仕上げられない認知症利用者さんの記事でご紹介したKさんの簡単な塗り絵を行ってもらう様子です。
この前は花の絵を塗ってもらいましたが、
6割くらい塗ったところで止めてしまわれました。(´;ω;`)ウゥゥ
また、何の絵なのか認識も出来ず何となく塗っている感が強かったです。
今日は3つのミカンの絵にチャレンジしていただきました。
ほぼオレンジ色1色で塗れる絵ですが、その絵がミカンであることを認識して最後まで塗り切れるでしょうか?
まずは絵がミカンであることが理解できるかですが・・・
残念ながら分からないようです( ノД`)シクシク…
「これは何の絵?」と聞いても笑っているだけでした。
何色で塗るかも迷っていたので、今日は「この色で塗ってね」とオレンジの色鉛筆を渡して塗り始めました。
塗りだすと線からはみ出さないようにゆっくりと丁寧に塗られます。
時々テレビに気を取られたり、ボーっとして手が止まることもありましたが着実に色を着けていきます。
あまり長時間ジッと横に付いていることもできないので、一旦離れていました。
10分くらい経って様子を観に行くと3個のミカンのうち2個塗り終わって最後の1個に取り掛かっておられました。☆*: .。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
1個は下半分が青色で塗られていて思わず
「青カビ生えてるやん!」と突っ込んでしまいました。笑
3つ目は緑色でまだまだ熟す前のミカンという感じでナイスな色使いですね。
時間はかかりましたが、途中で止めて用紙を折ってポケットにしまうこともなく最後まで仕上げられました。

ヘタのところも観ていない間にしっかりと緑色で塗っておられました。
このような比較的塗る量が少なく簡単なものは必要以上に声掛けしなくても全て塗り切ることができました。
しばらくはこのような簡単なもので取り組んでもらおうと思います。
口にはうまく出せなくても頭の中ではある程度絵そのものの認識ができているかもしれませんので、そういった面も注意して様子観察していきます。