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今日はKさん(85歳女性)の塗り絵を楽しむ様子をご紹介します。
Kさんは認知症があり、現在は施設でご主人と一緒に暮らしておられます。
歩行車を用いて歩行は安定していますが、数年前に転倒され左手首を骨折しておられ今でも痛みや腫れに悩まされています。
ただ利き手はよく動くので字を書いたり塗り絵をしたりという作業は昔と変わらず行えるしお好きなようです。
この本で認知症の方の世界を理解するとともに機能訓練のアプローチも考えられます!
私のイチオシです!
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けっこう雌しべや雄しべなど細かく描かれている花の絵ですが、緑色をベースに丁寧に綺麗に塗っておられます。
冒頭でもお話ししましたが、一目見て分かる左手首の腫れが痛々しいです。😭
お風呂上りにいつも湿布を貼っておられますが、この時はお風呂に入る前でした。
薬やお金などに対しての思い込みが強く、執着されることは多いのですが、普段の生活動作などに関してはほとんど問題なく過ごされています。
塗り絵などのレクリエーションに関してもいつも楽しそうに取り組まれます。
こういった能力や意欲を低下させないよう、塗り絵だけではなく書字や制作など沢山楽しみながら取り組んでもらうことを継続していきたいと思います。