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今回は洗濯ばさみを使ったレクリエーションゲームをご紹介します。
昔主婦だった利用者さんにとってはなじみのあるアイテムです。
今も自宅で洗濯されている方は使っておられるでしょう。
ただ手指の力が減退してうまく使えなくなったというお声も多く聞きます。
特に親指と他の4指でつまむ、掴むという行為がし辛くなってきます。
その予防やトレーニングを兼ねて楽しんでもらえるゲームですので最後までご覧頂ければと思います。
ゲームの様子の動画も添付していますのでお楽しみに!
この本で認知症の方の世界を理解するとともに機能訓練のアプローチも考えられます!
私のイチオシです!
準備するもの
洗濯ばさみ


①の小さめのものは小さいうえに固いものが多いので高齢者の方は掴みにくかったり、力を入れづらかったりするので②のような少し大きめのもので行っています。
同じ形で数個1セットのものでも固いものや柔らかいものが混じったりしていますが、大きめだと力も入りやすいのでほとんどの方が扱えます。
洗濯ばさみをつけていくもの


私は子供が砂場なんかで遊ぶのに使うようなバケツ(写真a)や体操で使っている棒(写真b)をよく使っています。
挟めれば何でも良いので極端に言えばテーブルの端でもOKです。
ハンガーやタオルでも面白いと思います。
基本この2点があればすぐに始められます。
時間を計って「制限時間内に何個つけられるか」等の競争をするのであれば、
時間を計るストップウォッチなんかがあれば良いです。
遊び方


洗濯ばさみをがむしゃらに挟んでもらいます。
最初は「10個ずつ付けてつけ終わったら全部外す」をウォーミングアップがてら、お一人ずつ行ってもらいます。
後は
・10個誰が一番早く付けて外せるかを競争
・制限時間を設けて時間内に何個つけられるかを競う
・挟み付ける洗濯ばさみの数を増やす
など、いろいろバリエーションを考えられますので楽しめます。
まずはウオーミングアップです。
棒に挟み付けていきます。
少し硬くて力が必要な洗濯ばさみもあるので時々「これは固いわー」と愚痴をこぼしながら
一生懸命付けていきます。
全部付けて外すまでを行うとまあまあ指が疲れてきますが心地よい疲労感です。
ウオーミングアップが終わったらいよいよ本番で競争です!
「指の力がないわ~」とおっしゃっていても、いざ競争が始まれば無言で次々と洗濯ばさみを摘まんで挟み込んでいかれますΣ( ̄□ ̄|||)
タッグで行うのは初めてでしたが、予想以上に盛り上がって皆さんヒートアップしていました!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
洗濯ばさみを
・摘まむ
・目的地(今回であればバケツの縁や棒)まで運ぶ
・摘まむ力を緩めて挟み付ける
・付けたところから外す
これだけでも手指の運動になりますし、細かい動き必要なので巧緻性も養えます。
さらに競争することで意欲も集中力も高まります。
トレーニングてきな効果も持ちながら楽しめますので他にもいろいろなバリエーションを織り交ぜながら実施して利用者さんに楽しんでいただけたらと思います。